日本時間の 10/1 深夜、フランス・ロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞に、JRA 牡馬クラシック三冠を無敗で制したディープインパクトが出走します。ライバルとなりそうなのが、昨年の覇者である Hurricane Run と、ブリーダーズカップターフを制した Shirocco ( 日本のサラブレッドの表記ルールとして、一度でも来日した馬はカナ表記、それ以外は英表記となります。 ) の 2 頭ですね。両馬共に名馬である事は間違いないのですが、それでも数年に一頭というゴロゴロいるレベルのそれ。対するディープインパクトは、リアルタイムで見た日本産馬中、3 本の指に入る傑作で、数十年に 1 頭世に出るか出ないかの神に愛された馬なのです。休み明けでの出走、初コースと厳しい条件が重なりますが、鞍上の武豊さえ置かれている状況を理解した上で通常の騎乗を見せれば、間違いなく良い結果が出る事でしょう。
この凱旋門賞がどんなレースかと言うと、芝 2,400m という近代競馬の基幹距離で行われる欧州最高峰のレース。米国以外の競馬関係者が、一度は夢見る伝統の一戦です。日本馬による挑戦は、これまで 6 度 あり、'99 年のモンジューに敗れたエルコンドルパサーの 2 着が最高着順。今年の Hurricane Run、Shirocco は、およそモンジューのレベルにはなく、ディープインパクトはエルコンドルパサーとは較べるのも恐れ多いほどの天馬。もちろんの事、単純比較はできませんが、レース展開如何では圧勝まであるのではないでしょうか。
'94年の凱旋門賞、日本人オーナーにトレードされた人気馬ホワイトマズルで騎乗し挑んだ武豊は、屈辱的な敗戦を喫し、当時無名だった日本人騎手の不甲斐ない騎乗に怒った欧州競馬マスコミによる厳しいバッシングに晒されました。不慣れなコースに弱い理論派の彼が、それ以降、ほぼ毎年、夏に渡仏しロンシャン競馬場での経験を積んできた事は、競馬ファンなら誰しも知っている事。そんな彼がやっと出会った最高のパートナーと共に挑むのが今年の凱旋門賞なのです。揺れる馬の背にありながら、地面と並行に背筋をピンと伸ばし、まったく微動だにしない美しい騎乗フォームが先頭でゴールに入る、その瞬間を楽しみに待ちましょう。
だり。
ディープの状態は、良く言えば究極の仕上げ、悪く言えばガレ過ぎ。
ひ腹の辺りがかなり寂しいねえ、アバラも出過ぎ。
状態は悪くはないけど、もう少しふっくらしてないと厳しいかも。
返し馬までの状態だと、Hurricane Run より、Shirocco が良く見えるなあ。
スタートを優しく出せれば、勝負にはなると思う。
上がり勝負に徹する事ができるかなあ。
もうすぐゲート。
中継始まってから 20 分で 2 杯呑んじゃったよ。
もう酔った。
だり。
3 着、あの馬体じゃ仕方ないねえ。
豊ももう少し早めの仕掛けがあって良かったかなあ。
とにかく残念だあ。
だり。
ああああああ、まだ悔しいよ。
つか、酔った。
だり。
Web 上の記事しか読んでないけど、
ディープの仕上げ過ぎについて言及している文章は皆無。
付き合いを優先して真実を書かないから、
競馬マスコミはいつまで経っても村社会なのに。
まあ、それは TV の世界も一緒だなあと思い、ちょっと憂鬱だわ。