家の近くに、いや近くというよりマンションの向かいに、1 軒スーパーがあり、とても重宝しているのですが、獣肉だけは、牛と豚をお肉屋さん、鶏を鶏肉屋さんで買うようにしています。
理由は単純明快、安くて美味しいから。ひいきのお肉屋さんでは、豚がコマの 100g 100 円から始まって、120 円、140 円、160 円、そして最高値のロース 200 円、牛は 160 円のコマから始まって、250 円のブリスケ、ステーキハウスで 6,000 円ほど取られそうな霜降りのブロックが大体 600~800 円くらいだったかなあ。
豚ロースは、かなりの厚目の切り身ながら、鮮度が良く臭みがないので、我が家では茹でて、しゃぶしゃぶ風に白菜と一緒にポン酢でペロリ。牛は、250 円のブリスケ、300 円の三角バラ辺りを強火でざっと炒め、適当に脂分を落としたところでワインをクランベ、鮮度によって塩コショウのみ、もしくは焼肉のタレでペロリといただきます。近くのスーパーの相場だと、豚ロースは 350 円、牛に関しては 500~600 円クラスの代物でしょうか。
鶏肉は築地で有名な宮川さん ( うなぎ屋さんとしての方が有名なのかなあ。 ) で購入しているので割愛。この近辺の焼き鳥屋さんで出しているようなモモ肉が、100g 180 円で買えます。お箸でさくっと切れるモモのから揚げは、たまりません。
いや、言いたい事はコストパフォーマンスだけではなく、注文してから切ってくれる事による鮮度。ご存知の通り、お刺身を切り身で買うのは愚の骨頂で、食べる直前まで、なるべく大きな塊を維持できるサクで買って、家で切った方が数段美味しいのは周知の事実ですね。同じ事が獣肉にも言えて、既に切られてパックされているスーパーのお肉より、注文してから切ってくれるお肉屋さんのお肉の方が美味しいに決まっているのです。
はい、ここまで読んだ人は、週明けから近所の商店街のお肉屋さんへゴー。並んでいる商品をじっくり見比べて、安くて美味しいお肉を選んで買うようにしましょうね。
余談ですが、できれば、お塩も欧州系の岩塩に。フランスのゲランドが一番好みですが、手に入りにくいので、数段落ちるスーパーでも購入可能なドイツのアルペンザルツでも可。それでも日本で岩塩と銘打っているお塩と違い、しょっぱくなく、当たりが柔らかい上に味がしっかりしているので、何と合わせても素材の味が引き立ち、美味しくいただけます。
ああ、何でしょう、この熱意。これが仕事に活かせれば……。