……などと書くと、「 どんな大病よ? 」 と心配されるかもしれませんが、何の事はない、数十年間、付き合い続けてきた下痢の事。固形など、年に数度しか出れば良い方というくらいの下痢持ちだったのですが、昨年来から続く胃への投薬の影響で、ぱったりと完治してしまったのです。どうやら多すぎる胃酸が、そのまま十二指腸から小腸、大腸へと流れ、慢性的な下痢の原因となっていたみたい。どんな下痢止めを飲んでも、効かないはずです。
そんな訳で、今ではすっかり固形便。一般的な大便とのお付き合いが再び始まったのです。「 良かったじゃない。 」 などと思われるかもしれませんが、これがそうでもなく……。もうね、数十年も付き合ってしまうと、液状がデフォルト。今までスムーズに出ていた訳ですから、「 はああああ! 」 と固形便を力んで出す作業が、面倒でならないのです。他の人は、毎日こんなに苦労してたのねえ。40 歳前にして、また少し大人になりましたとさ。
そうそう、正常な便通となって困った事が。それは、おなら。おならがね、臭くなったのです。極度の下痢持ちは、便が腸内に滞在しないため、おならがほぼ無臭。便が固くなり、明らかにおならが匂うようになったのです。今まで、匂わなかったのになあ。