東京も梅雨入りして、はや幾日。まとまった雨が降ったのは台風が接近した時くらいで、あっけらかんとした晴天が続いています。せめて、この放置ブログくらい季節感を出さねばと、聖路加のキャンパスでアジサイをバックにカメラを構えたのですが……、
アジサイの前で止まりやしない。困った姫さまですね。あはは。
そうそう、久しぶりに築地 6~7 丁目のアイドル猫、タケ先生の話題でも。
あるお宅の玄関前に専用のハウスを作ってもらっていたタケ先生でしたが、そのお宅が取り壊しとなり、家なき子の危機に……!
と、そんな心配もどこ吹く風、持ち前の愛想の良さでご近所さんはもちろんの事、通りすがりの OL さんやら、わざわざ会いに来るタケ先生のファンやら、とにかく多くの方からご飯やおやつをいただき、安穏と暮らしているようです。まずは一安心。
実のところ、一安心とはいかなかったのが、我が家の花梨姫でした。
季節の変わり目で、体調には気を使っていたのですが、腰なのか後脚なのか尻尾なのか、とにかく腰の辺りに痛み、もしくは違和感があるようで、突然、トイレでしゃがめなくなったのです。ふと思い返してみれば、朝のお散歩でもダッシュに迫力がなかったような……。
いつまで経ってもおしっこをしようとしない我が家の姫さまを見て、心配はつのるばかり。病院に連れていきたくても、かかりつけの井元動物病院は休診日で、他の病院に行こうかと検索をした途端、近付きつつある台風の影響で雨がポツリポツリと降ってきてしまったのです。
結局、病院へは行かず、寄り添いハンドパワーを送り続ける事、ン時間。ようやく夜になっておしっこをしてくれました。出るわ出るわ、1 回でトイレシートにユーラシア大陸が描かれるくらい。この時のおしっこほど、安心したおしっこはありませんでした。
その後は何もなかったかのように元気な姿に戻ってくれたのですが、やはり心配だったので、数日後、フィラリアとフロントラインのついでに、かかりつけの井元先生に診てもらいました。もちろん、返ってきた言葉は 「 ううん、しばらく様子を見よっか? 」 と、いつもの井元節。もちろん、病気に対して必要な処置はしてくれるのですが、未病というのかな、大事に至らなそうな心配の種には、大らかな先生なのです。そこが我が家のお気に入り。
「 どこか痛かったわんよ。 」 と花梨姫。……そのどこかを教えておくれよ。そんなこんなで、今は元気な花梨姫に戻っています。いつまでも元気でいようね。おしまい。