ここ数日、少しだけ情緒不安定な我が家の花梨姫。急にイライラしたり、と思った途端、甘えてきたり。一体、どうしたのでしょうね。聞いても答えてくれませんし、困ってしまいます。
「 まんまなんていらないわん。イライラするわん。でも、後で食べるから、そこに置いておいて! 」 と、乙女心と秋の空のように、気持ちが揺れる姫。……あ、そうか、秋なのか。
夜明け前の聖路加看護学校の十字架。旧病棟にあった物をそのまま残したようです。ここ最近の花梨の散歩コース。皆さん、わんこのぶーは持ち帰りましょうね。
そうそう、3 年前、ウチの奥さんが聖路加国際病院で手術をした時の事。手術の間、2 時間くらいかな? 家族が待つロビーのようなところで落ち着かない時間を過ごしたのですが、そこに土田世紀の 「 同じ月を見ている 」 の最終巻が置いてあり、何の気なしにペラペラめくってみたら、それまでのあらすじも知らないのに、見事にはまって泣いてしてしまいました。
聖路加はキリスト教系の病院。手術待ちのロビーに、家族の心のケアをしてくれるシスターのような人がいてくれるのです。もちろん、大の男が泣いている訳ですから、優しいシスターが放っておく訳がありません。「 どうなさいました? 」 と声をかけてきてくれたのですが、「 いえ、コミックで……。 」 などと言えるはずもなく、困ってしまいましたとさ。おしまい。