欲望という名の季節列車。

 やっとこさ、月刊誌の波が過ぎて、週刊誌の定期的なお仕事のみとなりました。週刊ペースで仕事をさせていただいてから、まだ 1 カ月程度ですが、〆切りの間隔が狭いせいか、仕事を溜めおかなくなるから不思議。「 通常時、余裕さえあれば即日上げ! 」 という、物書き人生史上、初めてかもしれない素晴らしい習慣が身に付いてしまったようです。

 これには自分のみならず、お世話になっている編集各位もビックリ。メールで届く仕事の依頼や、ポスト投函される資料の山などを手付かずにおいたまま、二度寝などをしようとすると嫌な夢を見たりする体たらく、もとい、仕事大好きぶりなのです。

 そんな訳で、今頭に浮かんでいるのは、この摩訶不思議なやる気を、いや、きっと数カ月も持たないであろう仕事体質を、勢いそのままに何とか線路に乗せ、どこかに向かわせられないかという、欲望という名の季節列車。ちゃんと走るのかいな。よいこらせ、しゅっぽっぽ。