[ グリーンファーム ] の公式サイトでの定期報告を、ご報告。
現在も北海道日高にある BTC 軽種馬育成調教センターにて、トレーニングの真っ最中。今週も元気にキャンター ( 駆け足の意。 ) を主体とした調教をこなしているようです。「 順調にきていて、既にハロン 15-15 の調整を行っています。3 月下旬に化骨検査を行い、問題がないようであれば、さらにペースを上げていきます。 」 とは場長さんのコメントです。
15-15 というのは、1F ( = 1 ハロン = 200m です。 ) を 15 秒で走る、実戦的な調教に以降する 1 つ前の段階の調教内容。全力疾走すると 1F 11 秒台で走るサラブレッドにとっては、かなりのんびりとしたペースでの調教と言えるでしょう。
化骨検査というのは、X 線検査の事。健康な馬でも、成長過程で細かい骨の欠片がはがれてしまったり、極々小さな骨折があったり。その場合、痛みもなく馬も普通に行動し、毎日乗っている調教助手も気が付かない場合があるので、念のための健康診断を受けるという感じですね。
3 月下旬まで 15-15 を続け、化骨検査で問題がなければ、より実戦的な調教へと移行していく事になります。馬体重は 2/15 現在で 472kg 。おそらくデビュー時には 450kg 台まで絞られているのではないでしょうか。このまま順調にいけば、メンバーが手薄な夏の間にデビューの運びとなりそうですね。「勝ってください。 」 とは言いません。無事にデビューしてください。